Aさん問題めぐる真偽不明情報拡散
論争の発端となったのは今年7月自死した西播磨県民局長・Aさんの個人情報流出事件。元副知事らによる公用PC閲覧問題を受け、立花氏は不倫や性暴力疑惑を含む「不適切関係記録」があるとしてネット上で拡散活動を展開。
この主張についてテレビ・新聞等伝統メディアは真偽確認不能としてほとんど報道せず、「オールドメディア敗北論」を招く一因となっていた。
パワハラや公金不正支出疑惑などが指摘され、後に失職した兵庫県の斎藤元彦知事が返り咲いた11月の知事選に「当選を目指さず斎藤さんを応援する」と言って出馬したNHK党の立花孝志党首が、今度は12月8日に告示された大阪府泉大津市長選に立候補し、本当に当選を目指すという。第一声の演説会場は、立花氏に抗議する数十人の罵声と、これに怒った熱心な立花支持者の怒号が交じって大騒ぎになった。 〈画像〉まるでアイドルの撮影会!?演説会に集まった人々。非難するプラカードも…
南海本線の泉大津駅前で8日正午すぎから始まった街頭演説には数百人が集結。兵庫県知事選では斎藤氏との共闘で支持者層が混在していたが、今回は純粋な立花陣営として展開された。
特徴的だったのは抗議プラカードの急増。「ドアホ」「クズ」などの過激な表現が並ぶ中での開演直後、支持者と抗議者の間で小競り合いが発生。警察官による仲裁も入る混乱の中、「兵庫県をオモチャにしやがって!」とのプラカード掲示者が暴行を受ける一幕もあった。
慣れた様子でマイクを持つ立花氏は「前出てきてしゃべれよ」と挑発的に応酬。これに対し抗議側男性陣営から代表者が登壇し、「県民局長へのデマ流布だ!証拠を示せ!」と激しい言い合いに発展した。
論争の発端となったのは今年7月自死した西播磨県民局長・Aさんの個人情報流出事件。元副知事らによる公用PC閲覧問題を受け、立花氏は不倫や性暴力疑惑を含む「不適切関係記録」があるとしてネット上で拡散活動を展開。
この主張についてテレビ・新聞等伝統メディアは真偽確認不能としてほとんど報道せず、「オールドメディア敗北論」を招く一因となっていた。
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