キャッシュレス決済が主流になりつつあります。ポイントがたまるので、クレジットカードを利用している方は多いです。ポイント還元率を気にする人も、もしかしたらクレジットカードに付帯している保険などのサービスは見逃しているかもしれません。知っておくと便利なクレジットカードの特典について考えます。
自分にピッタリのクレジットカードですか?
クレジットカードを選ぶ基準は何でしょうか? 「“新規にカードを作れば5000ポイントが付与されます”などの勧誘があり、作ったカードが何十枚もある」というポイ活をしている友人の話を聞いたことがあります。彼女の場合、カードを作る目的はポイントを得るためなので、ほとんどのカードはしばらくして解約するそうです。
一般的には、年会費は無料か有料か、使える店舗数やサービスの充実度、ポイント還元や支払時の割引率などが選択のポイントでしょうか。使い勝手は人それぞれなので、自分にとって最良のカードを選ぶのは意外と難しいです。
年会費有料のカードは、その値段が上がれば、それに応じて受けられるサービスも手厚くなります。空港ラウンジの利用ができる、予約困難店の優先予約やイベントの招待など、会員ならではの特典が用意されているケースが多いです。
ファイナンシャルプランナーとしては、特典を利用する予定がなければ、会員区分を見直すのも一案ではないかと思います。用意された特典を使っていないのであれば、有料会員の特権を生かしてその特典の良しあしを吟味してみてはいかがでしょうか。
使える特典を見逃していませんか?
クレジットカードの特典として付帯されている保険には、自動付帯保険と利用付帯保険の2種類があります。
自動付帯保険は、その名のとおりカードを持っているだけで自動的に保険が付帯されます。一方、利用付帯保険は、カードで旅行代金を支払うなどのカード利用の条件がクリアされた時に付帯される保険です。
クレジットカードを持ち歩いているだけでは対象になりませんので、注意が必要です。自分のクレジットカードがどちらのタイプかを確認しておくことは重要です。
クレジットカード付帯保険の代表格は旅行傷害保険です。海外旅行傷害保険の場合、旅行中の事故や病気、ケガ、携行品の盗難なども保障されます。保障内容と保険金額の一例は図表1のとおりです。
国内旅行傷害保険の場合も旅行中の事故によるケガを保障します。こちらは事故発生日から8日目以降に入院や通院の状態が続いている場合に、保険金が日額に基づき支払われる仕組みになっていることが多いです。
利用付帯保険の場合、ポイント払いでは対象外です。特に国内旅行の場合は「ポイントがたまったので旅行しよう」に注意が必要です。
旅行保険には、空港で簡単に加入できるものやツアーの申込時にワンストップで加入できるものがあります。自分のクレジットカードに付帯されている保険の内容を知っていれば、補足分の保障だけで済むかもしれません。
海外に出掛ける機会が多い人のなかには、この保険の内容を重要視して有料カードを選んでいる人もいるでしょう。航空便が遅延したことにより宿泊を余儀なくされた場合の宿泊代、手荷物が届かなかったために購入した衣料品代などの事例にも、保険金が支払われることはあまり知られていません。
保険全般にいえることですが、請求しないと保険金は支払われません。クレジットカードに加入した時の利用案内には、各種特典が示されているはずです。細かすぎて読まずに過ごすと、自分が請求できる保険についても知らないままです。お得な情報が盛り込まれていますので、ぜひ確認ください。
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