コミックの映像化やドラマのコミカライズが盛んな今、エンタメ好き必見のマンガ情報を発信する「ザテレビジョン マンガ部」。今回は11月9日にX(旧Twitter)で4000件以上の「いいね」やコメントが集まった漫画『志望理由の作り方』を紹介する。電子書籍『漫画で学ぶ 転職活動』シリーズ第18話にあたる本作は、転職・仕事・副業分野で活躍する作家・安斎響市氏によるAI活用漫画だ。創作背景やこだわりについて著者にインタビューした。 ■「給料さえ下がらなければどこでもいい」という本音への辛辣アドバイス 「志望理由が浮かばない…」と悩む転職男性に対し、「みんなそうだよ」と助言するアドバイザー。「給料下がらなければどこの会社でもいい」という男性の発言に、「待遇目的は印象最悪」と一刀両断。「エージェント紹介です」という正直な答えも「不合格確定パターン」と指摘される。 面接官心理を解説しつつ「採用判断材料としてロジカルな回答が必要」「入社後も全部本音話すわけないだろう?」と説く展開に、読者からは「ド正論」「個性の出し方が参考になった」「企業側も建前だからお互い様」などの反響が相次いだ。 ■賛否分かれるテーマにあえて挑戦 ――創作きっかけについて 2024年春から開始したAI漫画シリーズ第18弾です。多くの人が悩む志望理由作成に対する一つの解を示しました。スタートアップなら本気度重視ですが、大企業採用では評価基準を満たす回答戦略が必要だと伝えたかった。 ――注目ポイント 特に冒頭部分では、読者の価値観によって賛否分かれる内容を意識しました。「100%正直である必要はなく、相手が求める回答パターンを研究することが実は双方にとって合理的」という現実的なメッセージです。 ――印象的セリフ 砕けた表現で核心をつく台詞こそ漫画ならでは。「上司に全部本音ぶちまけないだろ?」のようなビジネス書では書きにくいフレーズで転職活動の本質を伝えています。 ■元面接官だから語れる"NG回答事例" 過去に見聞きした実際の失敗例として、「地方転勤したくないから」「有名企業だから憧れていた」などストレート過ぎる回答を取り上げました。採用担当者は社内説明用の根拠が必要なので、「気持ちはわかるけど評価材料にならないよね…となるケースが多いんです」 ■最難関だった外資系面接体験談 英語での想定外質問:「アベンジャーズ上司としてキャプテンアメリカとアイアンマンの仲介方法とは?」には完全敗北しました(笑)。今でも正解不明です… ■著者メッセージ 現在無料配信中のAIコミックシリーズ(全5巻)では、楽しみながら転職ノウハウが学べます。書籍読む時間がない方はぜひ!今後も月イチペースで新作公開予定です。
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